1ページ
ソフトウェア開発者マニュアル
ラスターコマンドリファレンス
TD-2320D/2320DSA/2350D/2350DSA
TD-2350DFSA
Version 1.00
2ページ
brother のロゴはブラザー工業株式会社の登録商標です。
ブラザーは、ブラザー工業株式会社の登録商標です。
© 2024 Brother Industries, Ltd. All rights reserved.
Microsoft、Windows は、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です。
本ガイドに製品名が記載されている各ソフトウェアの開発会社は、著作プログラムに特定したソフトウェアライセンス
契約を有します。
ブラザー製品および関連資料等に記載されている社名及び商品名はそれぞれ各社の商標または登録商標です。
3ページ
本書について
ご注意
本資料は、お客様が直接 TD-23xxD プリンター(「23xxD」は、お客様がお持ちのモデル名)を制御される場合に必
要な情報を提供するものです。
お客様が以下の内容にご同意いただいた場合のみ、本資料のご利用が可能です。
もしご同意いただけない場合は、お客様は本資料をご利用いただけません。
ご利用条件
お客様は、お客様ご自身で TD-23xxD プリンターをご利用いただくため(以下「本目的」といいます)に必要な範囲に
おいてのみ、本資料を使用し、複製することができるものとします。なお、お客様は次のことを行ってはならないもの
とします。
(I) 本目的以外の目的で本資料を複製すること
(ii) 本資料を改変し、翻案・翻訳し、または第三者に再頒布すること
(iii) 本資料を第三者に貸与・提供すること
(iv) 本資料に含まれるブラザーの権利に関する表示を削除・改変すること
無保証
a. 対応モデルおよび本資料のバージョンアップや修正等はブラザーが任意で行うものとし、お客様からの本資料の
内容に関するお問い合わせまたはご要望に対しては一切応じかねます。
b. ブラザーは本資料に関し、明示または黙示であるかを問わず、瑕疵がないこと、特定の目的に適合することを含
め、その他いかなる保証も行いません。
c. ブラザーは本資料および本資料に基づきお客様が作成したプログラムに起因して発生した直接的または間接的
損害について、お客様に対し、いかなる責任も負わないものとします。
4ページ
ラスターコマンドリファレンス
- i -
目次
1. はじめに ································································································· 1
2. プリンターラスターデータとは········································································ 2
3. ラスターデータの印刷手順··········································································· 3
4. 印刷データ ······························································································ 5
4.1 印刷データ概要 ························································································· 5
4.2 サンプル (テストページの印刷データ解析) ························································ 7
4.2.1 事前の準備 ..................................................................................................... 7
4.2.2 印刷データを確認する手順 ................................................................................ 8
4.2.3 テストページの印刷データの解説 ......................................................................11
4.3 ページデータ詳細 ······················································································ 13
4.3.1 解像度 .......................................................................................................... 13
4.3.2 用紙サイズ .................................................................................................... 13
4.3.3 フィード量 ...................................................................................................... 16
4.3.4 長さの最大・最小長 ........................................................................................ 16
4.3.5 ラスターライン ................................................................................................ 17
5. ステータス······························································································ 20
5.1 ステータス概要 ························································································· 20
5.2 各部定義 ································································································ 21
5.2.1 シリーズ・機種 ................................................................................................ 21
5.2.2 電池残量・電源情報........................................................................................ 21
5.2.3 エラー情報 1 .................................................................................................. 21
5.2.4 エラー情報 2 .................................................................................................. 22
5.2.5 メディア幅、長さ .............................................................................................. 23
5.2.6 メディア種類................................................................................................... 23
5.2.7 ステータス種類............................................................................................... 24
5.2.8 フェーズ種類、フェーズ番号 ............................................................................. 24
5.2.9 通知番号 ....................................................................................................... 25
6. 印刷コマンド一覧 ····················································································· 26
7. 印刷コマンド詳細 ····················································································· 27
NULL 無効指令 ............................................................................................... 27
ESC @ 初期化................................................................................................... 27
ESC i S ステータス情報リクエスト ......................................................................... 27
ESC i a 動的コマンドモード切り替え...................................................................... 28
ESC i ! ステータス自動通知モード切り替え ........................................................... 28
ESC i U w 媒体情報追加コマンド ............................................................................. 29
ESC i z 印刷情報指令 ........................................................................................ 31
ESC i d 余白量(フィード量)指定 .......................................................................... 32
M 圧縮モード選択 ...................................................................................... 33
g ラスターグラフィックス転送 ....................................................................... 35
Z ゼロラスターグラフィックス........................................................................ 35
FF 印字指令 ............................................................................................... 35
Control-Z 排出動作を伴う印字指令 ......................................................................... 35
ESC i CANキャンセル ............................................................................................. 36
ESC i w 印刷後ウェイト指定 ................................................................................. 37
ESC i A オートカット枚数指定 ............................................................................... 37
ESC i M 各種モード設定 ...................................................................................... 38
ESC i K 拡張モード設定 ...................................................................................... 38
8. 本体フロー ····························································································· 39
8.1 USB/Bluetooth 接続バッファーリング印刷通常フロー ············································ 40
8.2 USB/Bluetooth 接続バッファーリング印刷エラーフロー ·········································· 41
5ページ
ラスターコマンドリファレンス
- ii -
8.3 USB/Bluetooth 接続バッファーリング印刷クーリングフロー ····································· 42
8.4 USB/Bluetooth 接続バッファーリング印刷剥離待ち、ライナレスカット待ち / 再開フロー ··· 43
8.5 USB/Bluetooth 接続バッファーリング印刷一時停止 / 再開フロー ····························· 44
8.6 USB/Bluetooth 接続バッファーリング印刷キャンセルフロー ····································· 45
8.7 ネットワーク(標準 TCP/IP ポート)接続バッファーリング印刷通常フロー ······················ 46
付録 A: 開発者ツールサイト(Brother Developer Center)のご紹介 ······················· 47
6ページ
1. はじめに
本資料は、弊社が提供するプリンタードライバーを使用しないで TD-23xxD(「23xxD」はモデル名)で印刷したいお客
様に、必要な情報を提供するものです。
お使いの OS と開発環境での USB/ネットワークの基本的な制御について、お客様が熟知されている前提で本書は
説明しています。
また、USB IF に付きましては、本資料では言及いたしません。
本資料の使用は、お客様の責任においてこれを行って頂くものとし、本資料に基づき、お客様が作成されたプログラ
ムによって発生するいかなるトラブル(ソフトウェア及びデータ、TD-23xxD を含む機器、及び、それらから直接または
間接に発生するあらゆるトラブル)も保証いたしかねます。
また、本資料に記載の機能は現状有姿のまま提供されるものであり、本資料の内容に関するいかなる責任等も負い
かねます。その点をご承知の上で、本資料を参照してください。
本資料の一部または全部の無断転載を禁止いたします。
また、本資料を訴訟、係争などで弊社が不利になる証拠として使用できません。
本資料の画面に登場するモデル名は、お使いのプリンターのモデルに置き換えてお読みください。
4.2.1 事前の準備
2. プリンターラスターデータとは
弊社のプリンタードライバーを使用しないで TD-23xxD (「23xxD」はモデル名) を用いた印刷ができます。
そのため、以下のような場合に便利です。
⚫ Windows 以外の OS から印刷したい場合
(例: Linux PC、モバイル端末等から印刷する場合)
⚫ 既存のシステムに印刷機能を追加したい場合
また、詳細な設定の印刷ができます。
本資料における「ラスター」は、2 値化されたビットマップデータ(ドットの集合)を示します。
本資料を参照し、ラスターデータに初期化コマンドや制御コードを付与してプリンター本体(以降、「本体」)に送ると、
印刷が実現されます。
本書では、このコードを付与し、データを送信する方法について説明をします。
4.2.2 印刷データを確認する手順
3. ラスターデータの印刷手順
以下に印刷手順を説明します。
詳細なフローは「8. 本体フロー」を参照してください。個々のコマンドの詳細は、「7. 印刷コマンド詳細」を参照してく
ださい。
(2) ステータスを送付する
(プリンタの状況を確認する)
(1) ポートをオープンする
(5) ステータスを送付する
(印刷完了を確認する)
(6) ポートをクローズする
ポート
(4) 印刷する
At your side
(3) 印刷データを送付する
お使いのプリンターPC、端末等
9ページ
(1) USB / Bluetooth / ネットワークポートをオープンする
ご利用の環境で USB / Bluetooth / ネットワークポートをオープンします。ポートのオープン方法は本資料では言
及しません。
(2) プリンターから送付されたステータスを確認する
「ステータス情報リクエスト」コマンドをプリンターに送信し、プリンターから返されるステータスを解析して、本体の
状況を把握します。「ステータス情報リクエスト」コマンドと「ステータス」の定義については、「7. 印刷コマンド詳細」
の「ステータス情報リクエスト」を参照ください。
(3) 印刷データを送信する
ステータスの解析により、エラーが発生していないことを確認したら、印刷データを送信します。印刷データの構
造は「4. 印刷データ」で説明します。
注意:
印刷データを送信した後、印字終了を確認するまで、本体にいかなるコマンドも送信することはできません。
「ステータス情報リクエスト」コマンドも印刷中に送信できません。
(4) 印刷する
(5) 印字終了状況を確認する
印刷が終了すると、本体からステータスを受け取ります。このステータスを解析して印刷終了ならば、1ページ分
の印刷が終了したことになります。ジョブが複数ページからなる場合には(2)~(4)を繰り返してください。
(6) USB / Bluetooth / ネットワークポートをクローズする
すべての印刷が終了したら、ポートをクローズします。
10ページ
4. 印刷データ
4.1 印刷データ概要
印刷データは大きく分けて、(1) 初期化コマンド、(2) 制御コード、(3) ラスターデータ、(4) 印字指令から構成され
ます。ジョブが複数ページからなる場合には、(2)~(4)を繰り返します。
(1) 初期化コマンド
ジョブの先頭で1度だけ指定します。
順序 コマンド名称 説明/例
1 無効指令
661 バイト分の無効指令を送り、プリンターのコマンド受信状態を
リセットします。
2 初期化
印刷のための初期化をします。
1Bh, 40h (固定値)
(2) 制御コード
各ページの先頭に付けて毎ページ送ります。
順序 コマンド名称 説明/例
1 動的コマンドモード切り替え
本体のコマンドモードをラスターモードに切り替えます。
1Bh, 69h, 61h, 01h
2
ステータス自動通知モード
切り替え
動的に、印刷中にステータスを自動的に通知するか、通知しないかを
切り替えます。
ステータスを自動的に通知する場合:
1Bh, 69h, 21h, 00h
3 媒体情報追加コマンド
1Bh, 69h, 55h, 77h, 01h + [媒体情報の 127 バイト]
前回印刷時と同じ媒体情報であれば、媒体情報追加コマンドを送る必
要はありません。
4 印字情報指令
印字情報をセットします。
51mm 幅のダイカットラベルで、長さの設定が 26mm の場合:
1Bh, 69h, 7Ah, 8Eh, 0Bh, 33h, 1Ah, E6h, 00h, 00h, 00h, 00h, 00h
5 各種モード設定
オートカットが ON のとき、
1Bh, 69h, 4Dh, 40h
6 余白量指定
余白量を指定します。
余白量が 3 mm の場合:
1Bh, 69h, 64h, 24h, 00h
7 圧縮モード選択
ラスターグラフィックの圧縮モードを選択します。
TIFF 圧縮されたデータを送信する場合:
4Dh, 02h
4.2.3 テストページの印刷データの解説
(3) ラスターデータ
ジョブに含まれるページ分繰り返します。
順序 コマンド名称 説明/例
- ラスターグラフィック転送 ピクセルが ON であるデータを含むラスターラインを送ります。
- ゼロラスターグラフィックス
すべてのピクセルが 0 であるラスターラインを送ります。
5Ah (固定値)
(4) 印字指令
ページの末尾に指定されます。
順序 コマンド名称 説明/例
- 印字指令 最後でないページの末尾に指定します。 0Ch(固定値)
- 排出を伴う印字指令 最後のページの末尾に指定します。 1Ah(固定値)
最後 動的コマンドモード切替
本体のモードを元のモードへ戻します。
1Bh, 69h, 61h, FFh
12ページ
4.2 サンプル (テストページの印刷データ解析)
ここでは、プリンタードライバーが作成した印刷データについて解説します。
プリンタープロパティで [テストページ]を印刷した場合を例にして印刷データを確認します。
印刷データはプリンターの印刷設定によって異なりますので、様々な印刷設定で試し、印刷データを作成する際の参
考にしてください。
なお、説明は Windows
®
10 環境で行います。ご利用の環境が異なる場合は、同等の手順で行ってください。
プリンタープロパティ
4.2.1 事前の準備
以下の 2 つをあらかじめインストールしてください。
- 弊社 TD-23xxD プリンタードライバー
- バイナリエディター
サンプルで確認していただくデータは 2 進化されたファイル(バイナリファイル)です。
そのため、バイナリファイルの内容は、バイナリエディターを使って表示/確認してください。
* 下記の手順でレジストリの設定をしてください。
1: [ファイル名を指定して実行](ショートカットキー「Win」+「R」)を開きます。
2: 「regedit」と入力し、[OK]をクリックします。UAC が表示された場合には、[はい]をクリックします。
ファイル名を指定して実行
4.3.1 解像度
3: レジストリエディターが起動されるので、画面左のツリービューより下記のパスの TD-23xxD をモデル名に置
き換えて、開きます。
\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Brother Industries, Ltd.\P-touch\Driver\3.0\Brother TD-23xxD
例: TD-2320D の場合:
\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Brother Industries, Ltd.\P-touch\Driver\3.0\Brother TD-2320D
(300 dpi)
4: 右側ウィンドウで右クリックし、[新規]→[DWORD(32 ビット)値]を選択します。
5: 追加されたキーの名前を[TIFF Compression]に変更します。
6: 追加したキーを右クリックし、[修正]を選択します。
7: 編集ダイアログが表示されるので、[値のデータ]の値を「1」に変更します。
レジストリエディター(レジストリキー「TIFF Compression」追加後)
4.2.2 印刷データを確認する手順
印刷データを確認する手順は、以下のとおりです。
ステップ 1: 対象プリンターのポートを「FILE:」に変更します。
ステップ 2: お好きな印刷物 (ここでは「テストページ」)を印刷し、ファイル名を指定します。
ステップ 3: 作成したファイルをバイナリエディターで開き、確認します。
14ページ
ステップ 1: 対象プリンターのポートを「FILE:」に変更します。
[デバイスとプリンター]フォルダーを開き、対象プリンターを右クリックして、プロパティ画面を表示します。プロ
パティ画面の[ポート]タブを選択し、[FILE:]をクリックして[適用]ボタンをクリックします。
プリンタープロパティの[ポート]タブ
ステップ 2: 印刷物(テストページ)を印刷し、ファイル名を指定します。
今回は、印刷設定はドライバーインストール直後のデフォルト状態で、テストページを印刷してください。
ドライバーインストール直後のデフォルト状態
15ページ
テストページを対象プリンターで印刷すると、ファイル名入力用ダイアログが表示されます。(下図参照)
任意のファイル名を入力して[OK]をクリックすると、プリンタードライバーが印刷データを作成し、入力したファ
イル名で保存します。
ファイル名入力用ダイアログ
ステップ 3: 印刷データをバイナリエディターで開きます。
保存したファイルをバイナリエディターで開きます。表示される数字の羅列が印刷データです。(下図参照)
印刷データは「4.1 印刷データ概要」で説明した (1) 初期化コマンド、(2) 制御コード、(3) ラスターデータ、
(4) 印字指令から構成されています。印刷データの詳細は、「4.2.3 テストページの印刷データの解説」を参
照してください。
印刷データ
4.3.3 フィード量
4.2.3 テストページの印刷データの解説
前項で出力したテストページの印刷データについて解説していきます。
以下の図は、「4.2.1 事前の準備」で作成した印刷データをバイナリエディターで表示したものです。
印刷データ
4.3.5 ラスターライン
上記の印刷データの各番号に対応する説明を下記の表にまとめました。
各コマンドの詳細については「7. 印刷コマンド詳細」を参照してください。
番号 コマンド名称 説明
1 無効指令 661 バイト分の無効指令を送っていることが分かります。
2 初期化 初期化コマンドを送っています。
3
動的コマンドモード
切り替え
プリンターをラスターモードに切り替えます。
プリンターにラスターデータを送信する前に、このコマンドを送ってくださ
い。
4
ステータス自動通知モ
ード切り替え
動的に、印刷中にステータスを自動的に通知するか、通知しないかを切り
替えます。
5 ジョブ ID 指定コマンド
内部仕様コマンドです。
製品版ドライバーでは出力するコマンドですが、お客様の方で特に送る必
要はありません。
6 媒体情報追加コマンド 用紙サイズ用の媒体情報追加コマンドを送ります。
7 印字情報指令 印刷データの用紙サイズ情報を送ります。
8 各種モード設定
カットオプションなどを指定できるコマンドです。
ここでは、オートカットを指定しています。
9 オートカット枚数指定 オートカットの枚数を指定します。
10 拡張モード 拡張モードを設定します。
11 印刷後ウェイト指定 1ページ印刷完了ごとに指定時間ウェイトします。
12 余白設定 余白量を指定するコマンドです。
13 圧縮モード選択 TIFF 圧縮を指定しています。
14 ラスターデータ ラスターデータが続きます。
15 排出を伴う印字指令 1 ページの印刷であるため、1 ページ目の最後に送ります。
16
動的コマンドモード
切り替え
3.で切り替えたコマンドモードを本体デフォルトのモードにリセットします。
「排出を伴う印字指令」の後に、このコマンドを送ってください。
18ページ
4.3 ページデータ詳細
4.3.1 解像度
解像度 縦横比
通常 縦方向 300 dpi、横方向 300 dpi 1:1
4.3.2 用紙サイズ
(1) 長尺テープ
6
5
31
4
2
排出方向
横方向
印刷可能領域
6
53
1
4
2
縦方向
排
出
方
向
印刷可能
領域
番号 1 幅 2 長さ
3 印刷可能領域幅(最大印字幅) 4 印刷可能領域長さ
5 幅方向オフセット 6 長さ方向オフセット
ID テープ種類 1 2 3 4 5 6
426
RD 58 mm
RD 2.28"
58.0 mm
684 dots
→4.3.4
55.0 mm
648 dots
→4.3.5
1.5 mm
18 dots
→4.3.3
453
RD 60 mm
RD 2.36”
60.0 mm
708 dots
→4.3.4
57.0 mm
672 dots
→4.3.5
1.5 mm
18 dots
→4.3.3
455
RD Linerless 60 mm
RD Linerless 2.36”
60.0 mm
708 dots
→4.3.4
57.0 mm
672 dots
→4.3.5
1.5 mm
18 dot
→4.3.3
19ページ
(2) ダイカットラベル
印刷可能
領域
1
6
2
5
3
4
番号 1 幅 2 長さ
3 印刷可能領域幅(最大印字幅) 4 印刷可能領域長さ
5 幅方向オフセット 6 長さ方向オフセット
ID ラベル種類 1 2 3 4 5 6
447
RD 60 mm x 100 mm
RD 2.3" x 3.9"
60.0 mm
708 dots
100.0 mm
1180 dots
57.0 mm
672 dots
94.0 mm
1108 dots
1.5 mm
18 dots
3.0 mm
35 dots
448
RD 60 mm x 100 mm PP
RD 2.3" x 3.9" PP
60.0 mm
708 dots
100.0 mm
1180 dots
57.0 mm
672 dots
94.0 mm
1108 dots
1.5 mm
18 dots
3.0 mm
35 dots
449
RD 60 mm x 80 mm
RD 2.3" x 3.1"
60.0 mm
708 dots
80.0 mm
944 dots
57.0 mm
672 dots
74.0 mm
872 dots
1.5 mm
18 dots
3.0 mm
35 dots
450
RD 60 mm x 80 mm PP
RD 2.3" x 3.1" PP
60.0 mm
708 dots
80.0 mm
944 dots
57.0 mm
672 dots
74.0 mm
872 dots
1.5 mm
18 dots
3.0 mm
35 dots
437
RD 60 mm x 60 mm
RD 2.3" x 2.3"
60.0 mm
708 dots
60.0 mm
708 dots
56.0 mm
660 dots
54 mm
638 dots
2.0 mm
24.dots
3.0 mm
35 dots
451
RD 60 mm x 60 mm PP
RD 2.3" x 2.3" PP
60.0 mm
708 dots
60.0 mm
708 dots
57.0 mm
672 dots
54mm
637 dots
1.5 mm
18 dots
3.0 mm
35 dots
422
RD 51 mm x 26 mm
RD 2.0" x 1.0"
50.8 mm
599 dots
25.58 mm
302 dots
47.8 mm
563 dots
19.58 mm
230 dots
1.5 mm
18 dots
3.0 mm
35 dots
452
RD 50 mm x 35 mm ALC
RD 1.9" x 1.3" ALC
50.0 mm
590 dots
35.0 mm
413 dots
47.0 mm
554 dots
29.0 mm
342 dots
1.5 mm
18 dots
3.0 mm
35 dots
435
RD 50 mm x 30 mm
RD 1.9" x 1.1"
50.0 mm
590 dots
30.0 mm
354 dots
47.0 mm
554 dots
24.0 mm
283 dots
1.5 mm
18 dots
3.0 mm
35 dots
20ページ
434
RD 40 mm x 60 mm
RD 1.5" x 2.3"
40.0 mm
472 dots
60.0 mm
708 dots
37.0 mm
436 dots
54.0 mm
638 dots
1.5 mm
18 dots
3.0 mm
35 dots
433
RD 40 mm x 50 mm
RD 1.5" x 1.9"
40.0 mm
472 dots
50.0 mm
590 dots
37.0 mm
436 dots
44.0 mm
519 dots
1.5 mm
18 dots
3.0 mm
35 dots
432
RD 40 mm x 40 mm
RD 1.5" x 1.5"
40.0 mm
472 dots
40.0 mm
472 dots
37.0 mm
436 dots
34.0 mm
401 dots
1.5 mm
18 dots
3.0 mm
35 dots
431
RD 30 mm x 30 mm
RD 1.1" x 1.1"
30.0 mm
354 dots
30.0 mm
354 dots
27.0 mm
318 dots
24.0 mm
283 dots
1.5 mm
18 dots
3.0 mm
35 dots
5.2.1 シリーズ・機種
4.3.3 フィード量
フィード量(前余白)を定義します。
種別 最小余白設定 最大余白設定
長尺テープ
3.0 mm
0.12"
35 dots
127.0 mm
5"
1500 dots
ダイカットラベル
表示上は「4.3.2 用紙サイズ」の「(2) ダイカットラベル」に記載の長さ
方向オフセットを使用します。
ただし、余白用設定コマンドの数値は 0 にしてください。
4.3.4 長さの最大・最小長
長さの最大長と最小長を定義します。
種別 最小長 最大長
長尺テープ
6.4 mm
0.25”
76 dots
3000.0 mm
118.11”
35433 dots
ダイカットラベル 固定 固定
オプション装着時にサポートする最小長は以下の通りです。
オプション機能 最小長
ピーラー
17.0 mm
0.67”
201 dots
オートカッター
20.0 mm
0.79”
236 dots (300 dpi)
5.2.4 エラー情報 2
4.3.5 ラスターライン
下図の様に印刷すべきデータがある部分を「ラスターグラフィック転送」で、データが無い部分を「ゼロラスター
グラフィックス」に変換してください。実際のテープでは、始めと終わりに「各種モード設定」で指定された余白
(フィード)が付加されます。
排出方向
印刷可能領域
排出方向
ヘッド
展開方向
RasterLine 3
RasterLine 2
RasterLine 1
Zero Raster 1
Zero Raster 1
ラ スターグラフィック
変換後
印刷可能領域
RasterLine 4
ラスターグラフィックスのパラメーターとピクセルの関係は次のとおりです。
MSB LSB
1
st
B 2
nd
B 3
rd
B 4
th
B ...
MSB LSB MSB LSB MSB LSB
5.2.5 メディア幅、長さ
全ピン数 696 ピン
第0ピン
先頭バイト
左右余白
最終バイト
ラスタライン
排出方向
印刷可能領域
ヘッド上のピン
印刷可能
領域ピン数
右余白ピン数
全ピン数
左 余 白
ピン数
長尺テープ:
テープ種類
左余白
ピン数
印刷可能領域
ピン数
右余白
ピン数
ラスターグラフィック転送の
バイト数
60 mm
Linerless 60 mm
12 672 12 87
58 mm 24 648 24 87
5.2.7 ステータス種類
ダイカットラベル:
ダイカット種類
左余白
ピン数
印刷可能領域
ピン数
右余白
ピン数
ラスターグラフィック転送の
バイト数
60 mm x 100 mm
60 mm x 100 mm PP
12 672 12 87
60 mm x 80 mm
60 mm x 80 mm PP
12 672 12 87
60 mm x 60 mm
60 mm x 60 mm PP
18 660 18 87
51 mm x 26 mm 67 563 66 87
50 mm x 35 mm ALC 71 554 71 87
50 mm x 30 mm 71 554 71 87
40 mm x 60 mm 130 436 130 87
40 mm x 50 mm 130 436 130 87
40 mm x 40 mm 130 436 130 87
30 mm x 30 mm 189 318 189 87
5.2.9 通知番号
5. ステータス
5.1 ステータス概要
ステータスは, 「ステータス情報リクエスト」コマンドに対する応答、及び、エラー発生などの場合に本体からPCへ送
られます。32 バイトの固定サイズです。
序数 オフセット サイズ 名称 値/参照
1 0 1 ヘッドマーク 80h 固定
2 1 1 サイズ 20h 固定
3 2 1 「ブラザー」コード “B” (42h) 固定
4 3 1 シリーズコード 5.2.1 シリーズ・機種を参照してください。
5 4 1 機種コード 5.2.1 シリーズ・機種を参照してください。
6 5 1 国別コード “1” (31h) 固定
7 6 1 電池残量・電源情報 5.2.2 電池残量・電源情報を参照
8 7 1 予約 00h 固定
9 8 1 エラー情報 1 5.2.3 エラー情報 1 を参照してください。
10 9 1 エラー情報 2 5.2.4 エラー情報 2 を参照してください。
11 10 1 メディア幅 5.2.5 メディア幅、長さを参照してください。
12 11 1 メディア種類 5.2.6 メディア種類を参照してください。
13 12 1 色数 00h 固定
14 13 1 メディアの長さ(上位バイト) 00h 固定
15 14 1 メディアセンサー値 3Fh 固定
16 15 1 モード 01h
17 16 1 濃度 00h 固定
18 17 1 メディア長さ(下位バイト) 5.2.5 メディア幅、長さを参照してください。
19 18 1 ステータス種類 5.2.7 ステータス種類を参照してください。
20 19 1 フェーズ種類
5.2.8 フェーズ種類、フェーズ番号を参照し
てください。
21 20 1 フェーズ番号上位バイト
22 21 1 フェーズ番号下位バイト
23 22 1 通知番号 5.2.9 通知番号を参照してください。
24 23 1 拡張部バイト数 00h 固定
25 24 8 予約 00h 固定
26ページ
5.2 各部定義
5.2.1 シリーズ・機種
モデル名
ステータスコード
シリーズ 機種
TD-2320D “5” (35h) “W” (57h)
TD-2320DSA “5” (35h) “a” (61h)
TD-2350D “5” (35h) “c” (63h)
TD-2350DSA “5” (35h) “g” (67h)
TD-2350DFSA “5” (35h) “I” (69h)
5.2.2 電池残量・電源情報
電池残量 AC Adapter 値
フル 非接続 0x20
ハーフ 0x22
ロー 0x23
要充電 0x24
フル 接続 0x30
ハーフ 0x32
ロー 0x33
要充電 0x34
電池なし 0x37
5.2.3 エラー情報 1
フラグ マスク 意味
Bit 0 01h (未使用)
NULL 無効指令
Bit 1 02h メディア終了
Bit 2 04h カッタージャム
Bit 3 08h バッテリー弱
Bit 4 10h (未使用)
Bit 5 20h パワーオフ
Bit 6 40h (未使用)
Bit 7 80h (未使用)
5.2.4 エラー情報 2
フラグ マスク 意味
Bit 0 01h (未使用)
Bit 1 02h 展開バッファーフル
Bit 2 04h 通信エラー
Bit 3 08h (未使用)
Bit 4 10h 印刷中カバーオープン
Bit 5 20h 印字ヘッド高温
Bit 6 40h 用紙送り不能(メディア終了でも使用されます)
Bit 7 80h システムエラー
ESC i a 動的コマンドモード切り替え
5.2.5 メディア幅、長さ
メディアの幅と長さを mm 単位で記述します。0 ~ 255 (FFh)。
(a) 長尺テープ
*メディア幅: テープの幅を mm で記述します。
*メディア長さ: 00h 固定です。
用紙 メディア幅 メディア長さ
60 mm 3Ch 00h
58 mm 3Ah 00h
(b) ダイカットラベル
*メディア幅: ダイカット部分の幅を記述します。
*メディア長さ: ダイカット部の長さを記述します。
用紙 メディア幅 メディア長さ
60 mm x 100 mm
60 mm x100 mm PP
3Ch 64h
60 mm x 80 mm 3Ch 50h
60 mm x 60 mm 3Ch 3Ch
51 mm x 26 mm 33h 1Ah
50 mm x 35 mm ALC 32h 23h
50 mm x 30 mm 32h 1Eh
40 mm x 60 mm 28h 3Ch
40 mm x 50 mm 28h 32h
40 mm x 40 mm 28h 28h
30 mm x 30 mm 1Eh 1Eh
5.2.6 メディア種類
メディア種類 値
長尺テープ 4Ah
ダイカットラベル 4Bh
ESC i U w 媒体情報追加コマンド
5.2.7 ステータス種類
ステータス種類 値
ステータスリクエストへの返信 00h
印刷終了 01h
エラー発生 02h
IF モード終了 03h(未使用)
パワーオフ 04h
通知 05h
フェーズ変更 06h
(未使用) 07h ~ 20h
(使用不可) 21h ~ FFh
5.2.8 フェーズ種類、フェーズ番号
フェーズ番号を使用しない場合は、ともに 00h 固定です。
フェーズ種類 値
受信状態 00h
印字状態 01h
受信状態
フェーズ 数値 (Dec) 上位バイト 下位バイト
受信待ち 0 00h 00h
印字状態
フェーズ 数値 (Dec) 上位バイト 下位バイト
印刷中 0 00h 00h
⚫ 本体の起動時は受信状態になっています。印刷が始まると印刷中フェーズ(フェーズ種類: 印字状態、フェーズ
番号: 印刷中)になり、PCにそのフェーズステータスを送ります。印刷が終了すると、本体は PC へ印刷終了ステ
ータスを送ります。印刷終了ステータスを送ると、本体は受信状態フェーズステータス(フェーズ種類: 受信状態、
フェーズ番号: 受信待ち)になり、PC にそのフェーズステータスを送ります。
本体は、印字中にエラーが発生しなければ、併せて、印刷終了ステータスを送ります。
30ページ
5.2.9 通知番号
通知 値
無効 00h
カバーオープン 01h
カバークローズ 02h
クーリング(開始) 03h
クーリング(終了) 04h
剥離待ち状態
または
ライナレスカット待ち
05h
一時停止中 07h
ESC i z 印刷情報指令
6. 印刷コマンド一覧
ASCII コード バイナリコード 詳細
NULL 00 無効指令
ESC @ 1B 40 初期化
ESC i S 1B 69 53 ステータス情報リクエスト
ESC i a 1B 69 61 動的コマンドモード切り替え
ESC i ! 1B 69 21 ステータス自動通知モード切り替え
ESC i U w 1B 69 55 77 媒体情報追加コマンド
ESC i z 1B 69 7A 印刷情報指令
ESC i d 1B 69 64 余白量(フィード量)指定
M 4D 圧縮モード選択
g 67 ラスターグラフィックス転送
Z 5A ゼロラスターグラフィックス
FF 0C 印字指令
Control-Z 1A 排出動作を伴う印字指令
ESC i CAN 1B 69 18 キャンセル
ESC i w 1B 69 77 印刷後ウェイト指定
ESC i A 1B 69 41 オートカット枚数指定
ESC i M 1B 69 4D 各種モード設定
ESC i K 1B 69 4B 拡張モード設定
ESC i d 余白量(フィード量)指定
7. 印刷コマンド詳細
NULL 無効指令
ASCII: NULL
16 進: 00
説明
⚫ 読み飛ばします。
⚫ 661 バイトを送ります。
ESC @ 初期化
ASCII: ESC @
16 進: 1B 40
説明
⚫ 本体を初期化します。
ESC i S ステータス情報リクエスト
ASCII: ESC i S
16 進: 1B 69 53
説明
⚫ 本体にステータス情報を送信するよう要求します。
⚫ 32 バイトの固定サイズでステータス情報が返ってきます。
注意:
本コマンドは印字データを本体に送信する前に、1度だけ送ってください。
印刷中に本コマンドを送信しないでください。
M 圧縮モード選択
ESC i a 動的コマンドモード切り替え
ASCII: ESC i a {n1}
16 進: 1B 69 61 {n1}
パラメーター
{n1}の定義
0: ESC/P
1: ラスター (こちらに必ず切り替えてください)
3: P-touch Template (デフォルト)
6: SBPL emulation
7: EPL emulation
8: DPL emulation
FF: 静的に設定されている本体デフォルトのモード
説明
⚫ 動的に本体のコマンドモードを切り替えます。本コマンドを受信した本体は電源が切られるまで指定したコマンド
モードとして動作します。
⚫ プリンターにラスターデータを送信する前にはラスターモードに切替える必要があります。
そのためにラスターモードに切替えるコマンドを送ります。
ESC i ! ステータス自動通知モード切り替え
ASCII: ESC i ! {n1}
16 進: 1B 69 21 {n1}
パラメーター
{n1}の定義
0: 通知する
1: 通知しない(本体デフォルト)
説明
⚫ 動的に、印刷中にステータスを自動的に通知するか切り替えます。本コマンドを受信した本体は電源が切られる
まで指定したコマンドモードとして動作します。
⚫ 印刷中にステータスを取得しないシステムを構築する場合に利用します。
34ページ
ESC i U w 媒体情報追加コマンド
ASCII: ESC i U w 1 {d1...d127}
16 進: 1B 69 55 77 01 {d1...d127}
パラメーター
{d1} ~ {d127} 媒体情報を表します。
説明
⚫ 本体の媒体情報を更新します。
⚫ 用紙サイズ設定の「用紙コマンドの書き出し」機能で出力されるコマンドをプリンターに送信してください。
注意:
本体に媒体を検知するセンサーがないため、印刷のたびに今から印刷するデータの媒体情報を知らせる必要が
あるので、明示的に媒体情報追加コマンドを送ります。
用紙サイズ設定の「用紙コマンドの書き出し」
1. 事前の準備
以下の 2 つをあらかじめインストールをしてください。
- 弊社 TD-23xxD プリンタードライバー
- バイナリエディター
用紙サイズ設定の「用紙コマンドの書き出し」で出力されるデータは 2 進化されたファイル(バイナリファイル)で
す。そのため、バイナリファイルの内容は、バイナリエディターを使って表示/確認してください。
g ラスターグラフィックス転送
2. デバイスとプリンター]フォルダーを開き、対象プリンターを右クリックして、印刷設定画面を表示します。
[基本設定]タブの[用紙サイズ設定]ボタンをクリックして、用紙サイズ設定ダイアログが表示されます。
(下図参照)
印刷したい用紙サイズを選択して、[オプション]ボタンの[用紙コマンドの書き出し]を選択すると、用紙コマンドを
書き出すためのファイル書き出しダイアログを表示し、入力したファイル名で保存します。
3. 保存したファイルをバイナリエディターで開きます。
表示される数字の羅列がコマンドデータです。(下図参照)
表示されたコマンドデータの中で、赤枠で囲んだところが媒体情報追加コマンドになります。
その中で、オレンジの枠線で囲んだ 127byte が媒体情報になります。
媒体情報を追加するときに使用してください。
ESC i CANキャンセル
ESC i z 印刷情報指令
ASCII: ESC i z {n1} {n2} {n3} {n4} {n5} {n6} {n7} {n8} {n9} {n10}
16 進: 1B 69 7A {n1} {n2} {n3} {n4} {n5} {n6} {n7} {n8} {n9} {n10}
説明
⚫ 印刷情報を指定します。
⚫ {n1} ~ {n10}の定義
{n1}: 有効フラグ: どの値が有効か指定します。
0x02 : 用紙種類
0x04 : 用紙幅
0x08 : 用紙長さ
0x80 : 本体でリカバー処理する
{n2}: 用紙種類
長尺テープ: 0Ah
ダイカットラベル: 0Bh
{n3}: {n3}: 用紙幅 単位: mm
{n4}: 用紙長さ 単位: mm
用紙幅 58 mm の長尺テープの場合、n3 = 3Ah、n4 = 00h と設定してください。
{n4}:
{n5-n8}: ラスター数 = n8*256*256*256 + n7*256*256 + n6*256 + n5
{n9}: 先頭ページ: 0、その他のページ: 1
{n10}: 0: EEPROM の設定値(固定)
ESC i w 印刷後ウェイト指定
ESC i d 余白量(フィード量)指定
ASCII: ESC i d {n1} {n2}
16 進: 1B 69 64 {n1} {n2}
説明
⚫ 余白量を指定します。
⚫ 余白量 (ドット) = n1 + n2 * 256
⚫ ダイカットラベルでは、印字領域の端を余白量 0 とします。
(a) 長尺テープ
(b) ダイカットラベル
余白量(“0”固定)
印刷可能領域
ラベル用紙
カット線
印刷可能領域
余白量
テープ用紙
カット線
ESC i M 各種モード設定
M 圧縮モード選択
ASCII: M {n}
16 進: 4D {n}
パラメーター
{n}の定義
0 無圧縮モード (有効)
1 予約 (無効)
2 TIFF
説明
⚫ 圧縮モードを選択する。データ圧縮はラスターグラフィック転送のデータ内でのみ有効です。
⚫ TIFF 圧縮モードのコマンドを確認したい場合は、レジストリの値を変更する必要があります。詳しくは、「4.2.1 事
前の準備」を参照下さい。
[TIFF (Pack Bits)]
⚫ 1バイト単位。
⚫ 同一データが連続する場合は、その個数とその1バイトのデータを指定します。
異なるデータが連続する場合は、その個数と異なるデータすべてを指定します。
⚫ 同一データを指定する場合の個数の指定は、(実際の数 - 1)を負の数で指定します。
異なるデータの個数指定の場合も、そのバイト数 - 1 を正の数で指定します。
⚫ 以上の処理の結果、圧縮データが、87 バイトを超える場合は、すべて異なるとみなします。
この結果、長さを指定する1バイトを含めて、トータルで、88 バイトになります。
サンプル
ラスターグラフィックス転送の1ラスター分:
非圧縮時: 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00
00 00 00 00 00 22 22 23 BA BF A2 22 2B……
圧縮時: ED 00 FF 22 05 23 BA BF A2 22 2B …
a b c
a. 00h が 20 バイト続きますので、20 Dec → 19 Dec → 13 Hex、負の数にして ED Hex です。
従って、ED 00
b. 22h が 2 バイト続きますので、2 Dec → 1 Dec → 1 Hex、負の数にして FF Hex です。
従って、FF 22
c. 次の 6 バイトはそのまま展開します。6 Dec → 5 Dec → 5 Hex。
従って、05 23 BA BF A2 22 2B
この後も非圧縮データのバイト数分続けます。最後まで、00 Hex であっても省略できません。
39ページ
「TIFF 圧縮モード」の説明
圧縮時は、「ラスターグラフィックス転送」コマンドのデータ部分は全ピン数 696 ピンのバイト数、87 バイト分を元にし
ます。
下図で、非圧縮時には、オフセットピン数と印刷可能領域ピン数を加えた部分をバイトデータにしますが、
圧縮時には更に未使用ピン数を加えてデータにします。
すなわち、圧縮時には、テープ幅に関わらず、本体で展開すると 87 バイトになります。
第0ピン
最終バイト
先頭バイト
テープ余白
非圧縮時
ラスタライン
圧縮時
ラスタライン
排出方向
印刷可能領域
ヘッド上のピン
印刷可能
領域ピン数
オフセット
ピン数
全ピン数
未使用
ピン数
40ページ
g ラスターグラフィックス転送
ASCII: g {s} {n} {d1} ... {dn}
16 進: 67 {s} {n} {d1} ... {dn}
パラメーター
{s} 00h
{n} ラスターデータ(d1~dn)のバイト数を表します。
ただし、圧縮モードで無圧縮が指定されている場合は以下の値を使用します。
(n = 87)
{d1~dn} ラスターデータ
Z ゼロラスターグラフィックス
ASCII: Z
16 進: 5A
説明
⚫ ラスターラインをゼロデータで満たします。
FF 印字指令
ASCII: FF
16 進: 0C
説明
⚫ 複数ページ印字する際、最後以外のページ末に印字指令として使用します。
Control-Z 排出動作を伴う印字指令
ASCII: Control-Z
16 進: 1A
説明
⚫ 最後のページ末に印字指令として使用します。
41ページ
ESC i CAN キャンセル
ASCII: ESC i CAN
16 進: 1B 69 18
説明
⚫ 送信中の印刷データをキャンセルします。ただし、非圧縮の場合は、送信タイミングによって、前のページの印刷
をキャンセルすることがあります。
⚫ 本体が「Control-Z 排出動作を伴う印字指令」を受け取った後は、印刷はキャンセルされません。
42ページ
ESC i w 印刷後ウェイト指定
ASCII: ESC i w {n1}
16 進: 1B 69 77 {n1}
パラメーター
{n1}の定義
0: ウェイトなし/ノンストップ印刷有効(本体デフォルト)
1 ~ 255 (FFh): ウェイト 0.1[sec] ~ 25.5[sec] /ノンストップ印刷無効
説明
⚫ 1ページ印刷完了ごとに指定時間ウェイトします。
⚫ ウェイト時間の正確性は保証しません。
これは、500[msec]指定したからといって必ずしもプリンターは 500[msec]ぴったり待つわけでは
ないことを意味します。
特に指定時間が短い場合(100msec など)は、他の処理の影響で長くなる可能性があります。
ESC i A オートカット枚数指定
ASCII: ESC i A {n1}
16 進: 1B 69 41 {n1}
パラメーター
{n1}の定義
枚数指定(枚) = n1 (1-255)
デフォルトは1
説明
⚫ オートカットが有効なとき、何枚ごとにオートカットをするかの枚数指定(1~255)をします。
43ページ
ESC i M 各種モード設定
ASCII: ESC i M {n1}
16 進: 1B 69 4D {n1}
パラメーター
{n1}の定義
1 バイトのパラメーターで、各ビットの意味は下記の通り。
Bit 0 ~ 3: 未使用
Bit 4: ピーラー設定
1:ピーラーによってラベルを剥離する
0: ピーラーによってラベルを剥離しない
Bit 5: 未使用
Bit 6: オートカット設定
1:オートカットする
0:オートカットしない
Bit 7: 未使用
ESC i K 拡張モード設定
ASCII: ESC i K {n1}
16 進: 1B 69 4B {n1}
パラメーター
{n1}の定義
1バイトのパラメーターで、各ビットの意味は下記の通り。
Bit 0 ~ 2: 未使用
Bit 3: カットアットエンド
1:最後でカット(デフォルト)
0:最後でカットしない
Bit 4 ~ 7: 未使用
44ページ
8. 本体フロー
TD-23xxD プリンターでは、バッファーリング印刷を行います。バッファーリング印刷とは、1ページ分の印刷データを
受信すると印刷を開始する印刷方式です。
45ページ
8.1 USB/Bluetooth 接続バッファーリング印刷通常フロー
本体の状態(メディアな
ど)に問題が無ければ、
データを送信。
あればエラー表示。
データ受信
印刷中
印刷中表示
送信中表示
1ページ印刷の終了処理
2ページ目のデータ送信
本体を初期化する
<フェーズ変更 / 印刷>を受信
<印刷終了>を受信
<フェーズ変更 / 受信>を受信
1ページ目の印刷
2ページ目の印刷
ステータスリクエスト
ステータス(ステータスリクエストへの応答ステータス)
制御コードを送信
ラスターデータを送信
初期化
ラスターデータを送信
ラスターデータを送信
ラスターデータを送信
印刷コマンド(最終ページなら「排出を伴う印字指令(1A)」、
途中ページなら「印字指令(0C)」)を送信
ステータス
印刷終了
ステータス
フェーズ変更: 受信状態 / 受信待ち
制御コードを送信
ラスターデータを送信
本体PC(ホスト)
状態
(メディアなど)を
調査して返信
ラスターデータを送信
READ
READ ステータス
フェーズ変更: 印刷状態 / 印刷中
無効指令
本体をリセットする
46ページ
8.2 USB/Bluetooth 接続バッファーリング印刷エラーフロー
PC(ホスト)
ステータスリクエスト
データ受信
印刷中
印刷中表示
送信中表示 制御コードを送信
ラスターデータを送信
初期化 本体を初期化する
印刷コマンド(最終ページなら「排出を伴う印字指令(1A)」、
途中ページなら「印字指令(0C)」)を送信
<フェーズ変更 / 印刷>
を受信
エラー発生
READ
本体
本体の状態(メディア
など)に問題が無けれ
ば、データを送信。
あればエラー表示。
READ
ステータス(ステータスリクエストへの
応答ステータス)またはエラー発生
ステータス
フェーズ変更: 印刷状態 / 印刷中
エラー発生
状態
(メディアなど)を
調査して返信
無効指令
本体をリセットする
47ページ
8.3 USB/Bluetooth 接続バッファーリング印刷クーリングフロー
状態
(メディアなど)を
調査して返信
データ受信
印刷中
印刷中表示
送信中表示
本体を初期化する
<フェーズ変更 / 印刷>を
受信
<フェーズ変更 / 受信>
を受信
1ページ目の印刷
2ページ目の印刷
ステータス
通知: クーリング(開始)
印刷中
クーリング中
*一回の印刷中にクーリン
グの「開始」「終了」が複数
回繰り返されることもある
PC(ホスト)
ステータスリクエスト
制御コードを送信
ラスターデータを送信
初期化
印刷コマンド(最終ページなら「排出を伴う印字指令(1A)」、
途中ページなら「印字指令(0C)」)を送信
ステータス
印刷終了
ステータス
フェーズ変更: 受信状態 / 受信待ち
制御コードを送信
ステータス
フェーズ変更: 印字状態 / 印刷中
<印刷終了>を受信
ステータス
通知:クーリング(終了)
ラスターデータを送信
本体
ラスターデータを送信
本体の状態(メディア
など)に問題が無けれ
ば、データを送信。
あればエラー表示。
READ
ステータス(ステータスリクエストへの
応答ステータス)
READ
1ページ印刷の終了処理
2ページ目のデータ送信
無効指令 本体をリセットする
48ページ
8.4 USB/Bluetooth 接続バッファーリング印刷剥離待ち、ライナレスカット待ち / 再開フロー
本体の状態(メディアな
ど)に問題が無ければ、
データを送信。
あればエラー表示。
データ受信
印刷中
印刷中表示
送信中表示
1ページ印刷の終了処理
2ページ目のデータ送信
初期化する
<フェーズ変更/印刷>を受信
<印刷終了>を受信
<フェーズ変更/受信>を受信
1ページ目の印刷
2ページ目の印刷
ステータスリクエスト
ステータス(ステータスリクエストへの応答ステータス)
制御コードを送信
ラスターデータを送信
初期化
ラスターデータを送信
ラスターデータを送信
ラスターデータを送信
印刷コマンド(最終ページなら「排出を伴う印字指令(1A)」、
途中ページなら「印字指令(0C)」)を送信
ステータス
印刷終了
ステータス
フェーズ変更:受信状態/受信待ち
制御コードを送信
ラスターデータを送信
本体PC(ホスト)
状態
(メディアなど)を
調査して返信
ラスターデータを送信
READ
READ ステータス
フェーズ変更:印刷状態/印刷中
通知
剥離待ち、またはライナレスカット待ち
剥離待ち、または
ライナレスカット待ちで一時停止
※本体はページの印刷終了後に
剥離待ちまたは
ライナレスカット待ち通知を返す
無効指令 リセットする
剥離待ち、
またはライナレスカット待ち解除
※解除の場合、
本体は印刷終了通知と
フェーズ変更:
受信状態/受信待ちを返す。
49ページ
8.5 USB/Bluetooth 接続バッファーリング印刷一時停止 / 再開フロー
※印刷停止機能はページ間のときのみ有効。
(排出を伴う印字指令 (1A) 送信後に本体から受信した一時停止指令は無視される)
本体から一時停止指令を受信した場合、印刷コマンドが 0C のところまで印刷される。
本体の状態(メディアな
ど)に問題が無ければ、
データを送信。
あればエラー表示。
データ受信
印刷中
印刷中表示
送信中表示
1ページ印刷の終了処理
2ページ目のデータ送信
初期化する
<フェーズ変更/印刷>を受信
<印刷終了>を受信
<フェーズ変更/受信>を受信
1ページ目の印刷
2ページ目の印刷
ステータスリクエスト
ステータス(ステータスリクエストへの応答ステータス)
制御コードを送信
ラスターデータを送信
初期化
ラスターデータを送信
ラスターデータを送信
ラスターデータを送信
印刷コマンド(最終ページなら「排出を伴う印字指令(1A)」、
途中ページなら「印字指令(0C)」)を送信
ステータス
印刷終了
ステータス
フェーズ変更:受信状態/受信待ち
制御コードを送信
ラスターデータを送信
本体PC(ホスト)
状態
(メディアなど)を
調査して返信
ラスターデータを送信
READ
READ ステータス
フェーズ変更:印刷状態/印刷中
通知
一時停止中
一時停止
※本体は印刷途中で
一時停止通知を返さない。
一時停止されたページを
印刷した後に一時停止通知
を送信する
無効指令 リセットする
再印刷
※再印刷の場合、
本体は印刷終了通知と
フェーズ変更:
受信状態/受信待ちを返す。
50ページ
8.6 USB/Bluetooth 接続バッファーリング印刷キャンセルフロー
本体の状態(メディアな
ど)に問題が無ければ、
データを送信。
あればエラー表示。
データ受信送信中表示
本体を初期化する
印刷は実行されない
ステータスリクエスト
ステータス(ステータスリクエストへの応答ステータス)
制御コードを送信
ラスターデータを送信
初期化
ラスターデータを送信
「無効指令」 + 「キャンセル」
本体PC(ホスト)
状態
(メディアなど)を
調査して返信
READ
無効指令
本体をリセットする
キャンセル実行
51ページ
8.7 ネットワーク(標準 TCP/IP ポート)接続バッファーリング印刷通常フロー
※ネットワーク時は OS のポートモニタから印刷データがそのまま送信される。
以下の例は 2 ページの印刷を行った時。
BUSY
BUSY
BUSY
BUSY
PC(ホスト) 本体
印刷データを特定の大
きさに区切って送信。
データ受信
1 ページ目の印刷
1ページめのデータここまで
2ページめのデータ送信
印刷データを送信
印刷データを送信
印刷データを送信
印刷データを送信
印刷データを送信
印刷データを送信
印刷データを送信
印刷データを送信
印刷データを送信
印刷データを送信
印刷データを送信
印刷データを送信
印刷データを送信
印刷データを送信
印刷データを送信
印刷データを送信
2ページ目の印刷
1 ページ分のデータ
を受信したので印刷
開始。
2ページ分のデータを
受信したので印刷開
始。
PC 側は印刷データ送信完
了したので、ジョブが消え
る。
PC 側は印刷完了扱い。
プリンターのバッ
ファーがフル
52ページ
付録 A: 開発者ツールサイト(Brother Developer Center)のご紹介
下記のサイトに、開発者の方に役立つ情報掲載しております。ぜひご参照ください。
- アプリケーション、ツール、SDK の紹介
- よくある質問
https://www.brother.co.jp/product/dev/index.htm